唐津
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宮地元輝が調整に正解/唐津全日本王者決定戦
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5日目は向い風から追い風に変わるコンディション。そんな中、4Rを逃げで制した宮地元輝は1分46秒6の節間1番時計をマーク。「ペラを思い切り叩き変えてターンで進むようになっていた。この感じなら準優にも行けていたと思う。遅かったですね」で遅ればせながら出足の調整に正解を見いだした。最終日もスピードターンで地元の意地を見せてくれそうだ。
注目のセミファイナル。最初に優出切符をゲットしたのは10Rで逃げを決めた益田啓司。今年は113回目の勝利だった。GI優出は3度目になるが「周年は初優出。今年最後の思い出作りができました。唐津は4連続で優出。今年は多く走らせてもらいました。コースは臨機応変に。GI初Vへ向けては、平常心で、いつも通りに僕のペースで行きます」。深川真二の前付けでコースは外寄りになりそうだが、好相性の当地で大仕事を成し遂げないか。
続く11Rは渡邉和将がインから伸び返して圧勝。序盤の渡邉は「本当に普通」とパンチがない舟足に表情はさえなかった。ところが、整備を行った3日目にパワーアップを図ると、日増しに気配は上向くばかり。「レースがしやすい。深川さんが乗ってきたことにより面白くなりましたね。2号艇の2コースではインが張ってくるので勝ちにくいのですよ。3コースの中団か、カドにするか。これから一晩考えるのが楽しい」。伸びは山田康二をも上回るほどで、山田康にとっては最大のライバルになった。