山口剛の連勝を止めた五反田忍が機力に手応え

ボートレース下関の海響ドリームナイター「九州スポーツ杯争奪戦 準優進出バトル」は27日、予選3日目を開催する。

2日目を終えて、山口剛と海野康志郎が初日からオール2連対をキープしている。2日目は両者ともに6号艇だったが、海野は2コース差しを決めて勝利。「スタートは上出来。今節は運もいい。足は全部いい。飛び抜けてはいないが、出足も伸びも全体に余裕がある。でも、すごく良くなりそうなペラじゃない。微調整」と舟足は上位の一角。3日目11Rは1号艇。首位は万全とみる。 山口は2コースで惜しくも2着。「今日は1M失敗。1番(五反田忍)にしっかり回られた。足は悪くないけど、めちゃ出てるって感じではない」と悔しそうだった。落として回るとあまり良くなさそうだが、中堅は十分ある。

女子では山口の連勝を止めた五反田が好気配。「足は全体的にいいと思います。どちらかと言えば伸びの方がいい。調整を外さないように」と気を引き締めていた。 幸野史明の21号機は前回使用した白井英治から急上昇中。2日目インから逃げた幸野は「1Mめちゃくちゃ飛んで誰かに差されたかと思いました。初日より回転が合ってバランスが取れている。どっちもいい。白井さんがピンポイントで合わせてくれている。最初は伸び型で出足も良くなっている」と白井に感謝していた。 野長瀬正孝も舟足に手応えあり。勝率のないエンジンだが「ペラをちょっとやって、いい感じですよ。全体的に良さそうで、いいところにいる。タイムも出ている」と話し、中の上は十分ありそうだ。