地元の海野康志郎が10.80のハイスコアで得点率首位

ボートレース下関の海響ドリームナイター「九州スポーツ杯争奪戦 準優進出バトル」は28日、予選最終日を迎える。地元の海野康志郎が10.80のハイスコアで得点率首位に立った。2日目から3連勝と波に乗っている。当地では久々にいいエンジンを獲得して、出足も伸びもいい。「ペラはちょとだけ叩いた。前半は1番(長野道臣)がスタートを放ったと思う。あんなに出て行く足ではない。でも、全体的に気配はいいし、高いレベルで安定している。気持ちにも余裕を持ってレースにいけている。優勝戦1号艇を狙う」とかなり気合が入っている。

2位は五反田忍。3日目12Rは6コースからあっと驚くまくり一撃を決めた。エンジンはかなり出ていて、伸びは節一級かもしれない。3位はSGレーサーの山口剛。勝率のないエンジンだが、持ち前のターンテクニックで初日からオール2連対をキープ。「道中、粘り強く走るのが僕の真骨頂。2マークで流れなかったし、直線は西橋奈未とか上はいるけど、ターン回りは遜色ない。出足、行き足は来だしている」と話した。

原田篤志は4位だが、舟足には納得していない。「なんか違う。悪くはないけど、普通くらいですね。10点満点で5点の足。いい人と競ると面白くなさそうな足。ピット離れを求めても出る感じもなかった。なにかやってみる。ボートが原因なのかな？」と首を捻った。

勝負駆けで注目は地元の若手・島川海輝。今期は「絶対A2に上がる」と意気込む。3日目は1Mでミスしたが、追い上げて3着。「足は悪くない。出足、ターン回りはいいですよ。伸びはボチボチ。足は上の方だと思う」と話していた。