優勝候補の山口剛が初日連勝と好発進

海響ドリームナイターのボートレース下関「九州スポーツ杯争奪戦 準優進出バトル」は22日、初日を開幕した。優勝候補筆頭の山口剛がただ一人連勝と好スタート。前半は3コースからスタート踏み込んで鮮やかなまくり差し。後半のドリーム戦はインから危なげなく逃げた。勝率のないエンジンだが、「足は悪くない。前半は西橋奈未選手が伸びていたので、伸び型のペラにした。握って回れば押していたが、落とすと回転不足の症状が出た。(2連対率)18％ってことはないし、反応もある。今節は自分より伸びる選手がいるので、枠と相手を見ながらペラを叩いていく」と話していた。

海野康志郎と船岡洋一郎が2連対発進。海野は「前節の福岡ではスタートが届かなかったので早く感じた。そこは修正が必要。エンジンはいいと思う。手前の感じ、起こしてからの上がりがいい。ターンが軽いのでペラは確認する」と得意水面で大暴れしそう。船岡は低調機でF持ち。足はいたって平凡で「ペラは触っていない。叩こうかなって感じ。展示タイムが良かったし、足自体はみんなと一緒くらはある。ただ1Mで返ってこなかったし、ターンの感じが良くない」と上積みが必要だ。

仲口博崇はドリーム戦で原田篤志に競り勝っており、舟足はまずまずか。前走地の優勝戦1号艇でFを切ったばかりで「1本持ってるからね…。前半のスタートは様子を見なくて良かったかな。悪くはないけど、出てるかって言われたら出てはいないかな」とコメントした。