前田将太が自身2度目のGI制覇/江戸川大賞開設67周年記念

ボートレース江戸川のGI「江戸川大賞 開設67周年記念」は31日、最終日を迎えた。予報されていたとおりに強めの向い強風は午前中に収まり、1Rからついていた安定板は4Rで装着解除。当地としては穏やかな水面となった。

優勝戦は枠なりの3対3進入でスタート。イン長田頼宗は渾身のトップスタートを踏み込み、更に快速39号機が後押しをして1Mを先取り。しかし2号艇・前田将太がスリットで少しへこんだことで、3号艇・山口達也を阻む壁がなくなった。山口は全速握ってまくり態勢に入り、長田がこれに抵抗。両者が大きく流れ、大きくあいた懐へ、前田と4号艇・石渡鉄兵の差しが入った。

BSでは立て直した山口と、前田、石渡が首位争い。2Mは最内の石渡が先マイに出るも、その内を突いた前田がわずかに先行。2周1Mでは前田が先に回って、石渡の差しは届かず。そこから石渡を引き離した前田がゴールへ駆け込んだ。石渡は惜しくも2着。3着は山口が続いた。3連単2-4-3は2万7430円の決着となった。

前田は通算V数がこれで37回に。GI戦は2021年6月の地元・福岡以来2回目となった。

優勝戦の結果はこちら 江戸川12R