長田頼宗が予選トップ通過/江戸川大賞開設67周年記念

ボートレース江戸川の「江戸川大賞 開設67周年記念」は29日に4日目を迎え、予選最終日の攻防が繰り広げられた。得点率トップには3日目終了時点では坪井康晴。ただ、4日目は4枠戦で4、5着と取りこぼしてしまい得点率8位にまで後退した。

逆転で得点率トップに立ったのはパワー機39号機と組む長田頼宗。4日目5Rは大外から切り込み、2Mで前競りを突いて1着奪取。「まさか6枠で1等が取れるとは思ってなかった。2、3着で準優1枠を狙えればと思っていた。展開を含めてエンジンがいい。39号機様々です。乗りやすくてレースの押し、ターン回りもいい。伸びも恥ずかしくない仕上がりだし、自分好みに反応している。パワーがあって上位の一角です。準優は1枠なので、行き足と加速感を意識して調整する。スタートは早いと思って放ったけど、10近辺でいけた。スローからのスタートをしっかり練習したい。スタートをしっかり行って、いいレースをしたい。江戸川は前回(昨年10月)優勝していいイメージを持ってこれた。先輩(飯山泰)には、ポッと出がと言われましたが(笑)。代表として責任がある立場ですし、いいレースをしたい」と機力も気持ちも乗ってきた。準優は12R1枠で純地元の大将・石渡鉄兵(2枠)との対決になりそうだ。

得点率2位には前田将太が浮上した。今節はほぼノーハンマーという調整状況でも舟足は出足系を軸にトップ級。本日は6、4枠戦をしっかり1、2着にまとめ上げてみせた。準優は11R1枠へ。ただここには、魚谷智之、坪井康晴、岡崎恭裕と内中に強豪が集い、油断ならない一戦とはなりそうだ。

得点率3位は山口達也。今節は序盤からパワフルな実戦足で活発に乗っている。足に対しても「板ついてもかわらずいい状態。気になるところはない。レースはできているし。何も失敗しないように走るだけ」と持ち前の強気なスタンス。準優は10R1枠。中島孝平、平本真之ら底力のあるセンターSG級が強敵か。