2日目はド本命決着多数/常滑オールレディース

「超ド本命決着～」、「激安の殿堂～」と実況が叫ぶシーンが個人的には印象深かった2日目。終わってみれば3連単で3ケタ配当が5本、500円未満が3本。確かにド本命だ。1日に超本命レースが2つ3つあるのはいいが、そんなレースばかりではいくら女子レースと言えどもファンの方に飽きがきてしまわないか？イヤ、今のネット投票時代、それこそがファンの求めるところなのか？取材の合間にふと考えてしまった。

ただ、選手側からすれば人気を背負うほどに重圧がのしかかる。断トツ人気に推された選手が負ければ、大半のファンが損をしてしまう訳で…。2日目の後半で人気を裏切った鎌倉涼や細川裕子は明るく振る舞いつつも、コメントの内容が薄くなってしまう。鎌倉は、「今日は合ってなかったです。Sがいけない。届いてない。乗り心地は悪くないです」。細川は、「ダメですね。あまり良くなかった。何か考えます」。ふたりとも悔しい思いをしながらも、すぐに取材を受けなければならない中で精一杯の対応をしてくれた。

一方で、勝てばホッとし、饒舌になるのは当然のことかもしれない。山川美由紀は、「Sはバッチリだったけど、1マークが寄り過ぎた。ペラは3走して合ってなかったので、いつもの形に叩いた。エンジンは普通ぐらい。レースにいくと出ている人はいる。でも、乗り心地を外さないようにすれば何とかなる」と詳しく説明してくれた。ファンの方がコメント内容をどう捉えているのか記者としては聞いてみたいところだが、こちらとしてもできる限り濃い内容のものを提供したいものだ。