当地2強エンジンが初日から活躍/常滑オールレディース

初日メインの1stドリームは、人気の田口節子が逃げ快勝。中へこみ隊形と決して楽な展開ではなかったが、コンマ07のトップSから力強く押し切った。田口は、「あまり出ている感じはしないけど、乗り心地は良かったし、Sも決めやすい。最低限、レースはできます」と機歴を思えばやや辛口ジャッジだが、大きな不満もなさそうだ。

2着は3コースからまくり差しで続いた長嶋万記。今節はいきなり新ペラからのスタートで、「宇野弥生さんが締めてこなかったので良かったけど、スリット近辺の足と、回ってからの足が欲しいですね。乗りやすさはあるけど、レースで大事な部分がない」とこちらはまだまだ調整が必要だ。

4カドから仕掛けていった宇野だが、中途半端なレースで6着大敗。「Sで様子見てしまった。全速で行けてたら良かったんですが…。道中の足は分かりません。スリットも様子を見たから、分からない」と、スタートミスが敗因だったようだ。

当地2強と目される松本晶恵の9号機と永井聖美の63号機。初日からその凄さを存分に見せつけた。「エンジンはすごく良さそう。行き足、直線の感じや回ってからも良かった。こんなにいいのは久々です。しっかり回転を合わせるだけ」と松本晶は満面の笑み。一方の永井も、「足はいい。前半は少し合ってなくて思うように乗れなかったけど、今はバッチリ合ってたと思う。どこがって言うより、全体的にいい足」なら、2日目以降の活躍が楽しみだ。