ボートレース浜名湖

浜名湖

有田岳が好エンジンに笑顔!

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「サッポロビールカップ」が開幕。初日は昼過ぎから雨が降り出したが、一時は視界不良になるほどの土砂降りとなり、ピットでは選手が心配そうに水面を見つめる姿があった。

低勝率機シリーズの今節は機力差が早くもはっきりと出ていた。リードするのは前節の優出エンジン。中でも、33号機を駆る二橋学は唯一の連勝をマークした。二橋は「今節は何もしないつもりだったんだけど、朝(1R)は回りすぎていて、ターン回りだけって感じだったんだよね」とペラ調整に着手。後半5Rは、本吉正樹が「二橋さんがピット出てから伸びていった」と語るように、待機行動から優勢に運び、4コースから豪快にまくってレースを支配した。「回ってからのつながりは良くなっていた」と感触は上向いているが、「行き足から伸びはいいエンジンだと思っていたんだけどね、(足の上積みへ)気象条件に合わせる必要がありそう」と、現状に満足せず、2日目もペラ小屋にこもるつもりだ。

他には、出足は有田岳、伸びは永瀬巧が評判。有田は初戦の4Rで2着として「前検の感触は本物だった。引き波を越えるのに苦労すると思って握って回ったつもりが、(1M)前に行って(差しが)入ったし、前を走る松下(一也)君にコーナーごとに追いつく感じだった」と興奮気味に語った。「こりゃ何もしなくてもいい。ペラゲージはもうしまったよ」と46号機にぞっこんだ。

永瀬は2Rでカドからグイグイ伸びてまくり快勝。対戦選手からは「彼の伸びはすごい」と絶賛の嵐だったが、永瀬はピットで浮かない表情。「伸びだけって感じなんですよ」とプロペラを外しながら不満を口にする。「スタート行ってまくれたのはたまたま。先頭を走っていても乗りづらいし、競ったら厳しそう。こういう足って僕は好きじゃないんですよ」とレース内容とは裏腹に足に不満を持っている。「浜名湖は回らないって分かっているから、回転を上げるペラゲージをいくつか持ってきたんですけど、今の形から合わせやすそうなのは1つだけ。それで合わせられるならいいけど…」。初日の出番が早かっただけに、調整時間はたっぷり。2日目の走りに注目が集まる。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
5上位級 二橋 学 有田 岳 永瀬 巧
4中堅上位級 栗原 謙治 松本 浩貴 荻野 裕介
3中堅級 鈴木 幸夫 富山 弘幸 渋谷 正義 渡辺 豊 本吉 正樹 加瀬 智宏 柳田 英明 大石 和彦 石間 徹 佐竹 恒彦 今泉 徹 繁野谷 圭介 飯山 泰 作間 章 崎 利仁 小西 英輝 福島 勇樹 中井 俊祐 竹本 太樹 松下 一也 川島 圭司 山田 哲也 下出 秀明 田中 和也 高野 哲史 廣瀬 真也 伊藤 紘章 渡邉 昌成 酒井 陽祐 立具 敬司
2下位級 齊藤 寛人 金子 建二 石田 章央 佐藤 旭 桑島 和宏 鶴本 崇文 石岡 将太 小野 達哉 富澤 祐作