定松勇樹
定松勇樹

多摩川

デビューから約4年半、5000番台の選手では初のSG制覇!/多摩川ボートレースオールスター

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ボートレース多摩川のSG「第51回ボートレースオールスター」は26日に優勝戦が行われた。今節は5月21日~26日にかけて開催された。なお、ボートレース多摩川でのオールスター開催は初めてとなる。

シリーズ序盤は女子の守屋美穂が中心となった。開幕カードでイン逃げを決めて白星発進とすると、2日目終了時点で3戦2勝オール連対で得点率トップに立った。ただ、これは枠に恵まれていた面も大きく、守屋は3日目以降は2着以上なしと後退。代わって得点率トップを争ったのは森高一真瓜生正義浜田亜理沙定松勇樹らだった。

最終的には2勝を挙げた上に5着以下なしと大崩れなく予選を運んだ定松が予選をトップ通過。エンジンも序盤からいい動きだったが、試練の6枠だった予選ラストにチルト3度の菅章哉をマークして2着に入るなどクレバーなレースも見せて、自身3度目のSG参戦にして初の予選突破を果たした。なお、定松以外には宮地元輝と森高が準優1枠をゲット。DRメンバーは意外と苦戦が目立ち、池田浩二が予選落ちしたほか峰竜太は6枠、毒島誠は5枠での準優入りだった。

準優は10Rで守屋がFに散り、展開のアヤもあり森高が敗れる波乱もあったが、定松は冷静に逃げて優勝戦1号艇をゲット。

優勝戦は進入で動きもなく、定松は最後もパワフルに逃げて悲願のVゴール。予選道中で「一番獲りたいSG」と語っていたオールスターで王道の優勝を飾った。デビューから約4年半でのスピード制覇であるとともに、5000番台の選手では初のSG制覇。定松は準優後、「オールスターはファンに選ばれないと出られないので感謝でいっぱい。ファンのみなさんのためにも、自分のためにも勝ちたい」と語っていたが、そんな人気と実力を備えた新たなスターの誕生でシリーズの幕が下ろされた。

優勝戦の結果はこちら 多摩川12R

優勝者コメント・定松勇樹

「(優勝して)ホッとしている。小さい頃から夢見てきたSGで優勝できてよかった。Sは冷静だったし、1Mもハンドルをしっかり入れることだけを考えて回った。ファンに感謝の気持ちでいっぱいです。これで終わりじゃないので、これからもファンの期待に応えられるよう、自分なりに頑張りたい。一走一走、上だけを目指して頑張りたいです」。