開会式・1番人気は遠藤エミ～平和島SGボートレースクラシック～

開会式・1番人気は遠藤エミ

初日のお楽しみといえば、まず開会式。午前7時前から並んでいたファンもいた。

選手紹介は初日のレース順。いの一番は1R1号艇の末永和也。長身でスタイル抜群、「カッコいいな～」という若いファンの声が聞こえてきた。

拍手が大きく感じられたのは、まず地元の石渡鉄兵、それに石野貴之、毒島誠、茅原悠紀ら。茅原はやはり当地のグランプリを制したことが、まだファンの頭に残っているようだ。

意外に多くの拍手をもらったのが濱崎直矢。「苦労を重ねての初のSG舞台」といった紹介があり、また平和島は大の得意水面ということを、地元ファンは知っている。

そして最後に登場したのがドリーム戦組。昨年のMVP・1号艇の馬場貴也はもちろんだが、大トリで登場した6号艇の遠藤エミへの拍手はひときわ大きかった。女子ファンの拍手や歓声も目立った。

洗礼を浴びる初出場選手たち

今年は初出場が9人を数え、5000番台の参戦もあり、フレッシュな印象を与える。しかし初日は苦戦が続き、先輩たちの洗礼を浴びる形となった。

1Rには末永・濱崎・近江翔吾の3人が登場。インの末永は、展示の進入の時からネトロンにぶつかってバランスを崩す。本番でもスタートで遅れて4着。濱崎はいきなり転覆失格。

2R以降も初出場組の苦戦が続く。4Rの中村日向は残念ながら、第1走目でFに散った。

初出場勢の着順を並べてみると、『4、転、3、6、F、4、5、1、1、4』。近江が7Rで勝って3、1着と健闘、河合佑樹が9Rで勝ったが、初日は苦戦が目立った。

しかし逆に見るなら、7Rは2万舟、9Rも万舟と、初出場組が勝てば好配当になっている。穴党にはお勧めといえるかもしれない。