毒島誠
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平和島

毒島誠が連勝で予選突破へ光明/平和島ボートレースクラシック

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3日目は終日雨が降り、気温も9度と2日目よりさらに冷え込む1日となった。9Rまで逃げは1本のみと当地らしいイン受難の流れ。その中で前半はまくり差し、後半は逃げを決めて毒島誠が連勝を果たした。「かなり良くなって、今なら中堅はあると思う」と調整も合いつつあり、予選突破が見えてきた。

2日目は展開に恵まれなかった馬場貴也も3日目はらしさ溢れるまくり差しで勝利すると「チルトをマイナスに下げてペラを叩いて、ターンの押し感があった」とこちらも気配はやや上昇。「出足が良くなるいつもの作業をします」と語り、好みの仕上がりを目指す構えだ。気温低下の恩恵を受けたのが池田浩二で、「体感が良くて理想的なターンができた。エンジンにパワーがないから冷えた方がいい」と1日を振り返っていた。得点も1位タイにつけ、準優絶好枠へ4日目は負けられない1走になる。

その池田と得点率で肩を並べる山田康二土屋智則の快速両者は気温が下がっても変わらず気配は良好。山田康は2日目まで機力を持て余している面もあったが「ペラ調整してスリット近辺が上向いた。合えばもっと出る」とゾーンに近づいていた。土屋は3日目、今節初の着外に敗れ「回ってからの押し感がないと自分では思った」と言うが、「周りからはいいと言われたので、やっぱりすごくいいエンジン」と改めて自らのパワーを実感していた。