三嶌誠司
三嶌誠司

桐生

念願のGⅡ制覇を糧に記念戦線での奮戦に燃える/桐生モーターボート大賞

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ベテラン三嶌誠司が復活を猛アピールしたシリーズになった。今節は有力な上位機こそ引けなかったが、水準以上のモーターで序盤から足色は良かった。3日目までは4戦2勝、2着2回のオール連対で得点率トップ。4日目に得点率2位だった魚谷智之との直接対決に敗れて予選2位となったが、準優はイン逃げで1着。「足には自信ありますよ。威張れる足。優勝は十分狙える」と話していた。

優勝戦は2号艇で3コースに入り、コンマ10のスタート。イン魚谷を回してまくり差し、2Mで追いすがる笠原と魚谷を退けた。現在はA2級に甘んじているが、7月からはA1級に復帰が決まっており、今回のVで再び記念レースからも声が掛かるだろう。今開催5日目の21日、娘のこころが鳴門でデビューし「親子ですけど、同じ世界でやる以上はライバルですから。お互いに切磋琢磨できたらいいなと思っています」。これからは父としての背中だけではなく、手本となる『先輩レーサーの背中』も娘に見せるべく、一層の奮戦が期待できそうだ。

優勝者コメント・三嶌誠司

「今日の僕の作戦としては2コースか3コースの二択。江口さんの気迫に負けて3コースになりました。スタートは怖々行きました。展開が向くような伸びでした。結局は1M半分やけくそで行きましたが、イメージ通りのターンでした。展開がはまったなという感じ。今節は初日からエンジンの動きが良かったので、地に足をつけて落ち着いていけたと思います。クラシックの権利は頂きましたが、Fとか重なるとダメになるので。その辺は気をつけて行動したいと思います。GⅡは取ったことがなかったので、うれしいです。久しぶりに記念レースを走らせてもらって、強いメンバーと走ると厳しいですけど、楽しいので。また大きい舞台に戻れるように。ニコニコしながら香川に帰ります。」

優勝戦の結果はこちら 桐生12R