馬場貴也

琵琶湖

V戦は馬場貴也、是澤孝宏の地元勢に注目/びわこ大賞

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シリーズ中盤からは各選手、うねりに気を使いながらの戦いとなったが、準優勝戦はいずれもインがしっかり逃げて人気決着となった。2着争いも順当に決着したあたりは、うねり水面が影響したといえそうだ。

また、準優では各選手のパワー格差がかなりあったことも大きな要因。2着で優出した是澤孝宏上野真之介は序盤からパワー上位で、瓜生正義もどんな展開でも負けない足があった。一方、敗れた守田俊介長田頼宗濱野谷憲吾はいずれもエンジンのパンチに欠けていて、原田幸哉山口剛も自力で攻め立てるほどのパワーはなかった。

今節は遠征勢に「足は良いけど…」という前置きから始まる談話が多く聞かれた。太田和美は「本体は最初から良い感じだったが、リズムが良くなかった」、井口佳典は「エンジンは良いと思う。でも調整の仕方がわからない」、中田竜太も「戦える足はあるけど、自分のイメージと動きにズレがある」、原田が「足は変わらず良かったけど、レースがダメでした」などなど。

レース勘が良くないという話が多かった点は、以前のままのイメージで当地を走った事が影響していると思われる。1マークを沖合に振ってレース形態も以前とはかなり変わっているのだが、近況の当地を走り慣れていない遠征勢は切り替えられていない印象を受けた。

最終日の舟券作戦は、前置きなく「出ている」とコメントするパワー勢と、地元勢を軸にしたい。ただ今節初めての雨になりそうで、同じパワー系でも出足型の選手に狙いをしぼりたいところ。気温が下がるようなら優勝戦は馬場貴也、是澤が「地元で出足型」と狙うにはピッタリの条件だ。