琵琶湖
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須藤博倫、谷野錬志がパワーアップ/びわこ大賞
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2日目はピット裏の各選手も初日ほどの慌ただしさはなく、各自調整に精を出していたが、それとは対照的にレースは荒れた。その要因は、内寄り志向の選手が外枠に多く配された結果、進入での前付け策が多くなり、結果としてイン艇に苦しい展開となったケースが目立ったことと、あとは沖合からの風がやや強くなり、水面が少し波立ったことも影響したか。今節は内寄り志向の選手が多く、3日目以降も進入で動きがありそうなレースはイン受難となるケースが出てくるだろう。そこには各自のエンジン気配も関係してくる。エンジンが良くない→外枠時は内へとコース取りで動く→内勢の進入が深くなりセンター、アウト勢が全速戦で襲いかかる→内勢がつぶされ波乱の展開に、という構図。
エンジン関しては、前検→初日では大きく気配変わりした選手が少なからずいたが、初日→2日目はほとんどの選手が同じ印象だった。そんな中で須藤博倫、谷野錬志がさらにパワーアップを示し、ドリーム戦を勝った遠藤エミも「初日はあまり良くなかったけど、2日目は回ってから押すような感じで良かった」と安堵の表情を浮かべた。ただ全体に、ここからさらに大きく気配を上げてくるのは難しく、今後はスタートを張り込めるかどうかが大きなポイントになりそうだ。あとは天候で、次第に湿気が増してきて3日目は時折雨もという予報。湿度が上がり急に良くなるケースは稀だが、調整がうまくいかず大きく気配が下がるケースもけっこうあるので注意が必要だ。