入海馨

多摩川

入海馨が機力の上積みに成功/多摩川ヤングダービー

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今節は前検・初日の気圧が990hPa台と低く、気温や湿度も高めだった。しかし2日目あたりから段々と気温が下がり出し、気圧が急激に上昇。上條暢嵩澤田尚也ら調整巧者たちも「調整が難しいです」と口を揃えた。

そんな中、香川の同門コンビ(師匠・秋山広一)竹田和哉中村日向は調整を掴んでいる印象だ。竹田は3日目から「求めていたターン手前がきている」とターン足の調整に成功。竹田からのアドバイスで中村日は62号機のパワーを引き出している。

他では入海馨井上一輝高田ひかる仲谷颯仁高橋竜矢吉川貴仁松山将吾も調整が合い始めている。逆に調整をやや外しているのが石丸海渡野中一平川原祐明加藤翔馬あたり。良化勢の中でも入海は「冷えた方が合う。仕上がりが良く、足は結構いい。伸び寄りで全体的にいいかな。上位とも戦える」と足に自信を深めている。あいにく予選は19位で準優には間に合わなかったが、一般戦での狙い目になりそうだ。