多摩川
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末永和也が予選最終日は6枠1走の正念場/多摩川ヤングダービー
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3日目4Rのイン戦は「一瞬差されたかと思いました」の1Mだった末永和也。それでも「めちゃ舟が返ってきました」とシャープに舟を返して逃げ切りに成功。「逃げ切れて良かった~。帰ってきたら膝ががくがくでした(笑)」とほがらかな笑顔を見せた。舟足の方も「前に舟もいたのでスタートはフルかぶり。差されたと思ったけど、出足がすごかった。(上野)真之介さんのペラのアドバイスとエンジンのおかげ。出足はトップ級です。乗りやすさもある。今節は伸びも持つ。実力が足りないのに奇跡が続いてますね」と話した。
これで初日から1、2、1、1着の成績で、得点率トップで予選ファイナルデーへと乗り込む。緊張感のほどを問うと「この前の津のルーキー戦の準優で、1枠で緊張しちゃって2着に負けちゃったんですよね。何でもう緊張せんようにと自分にいい聞かせてます(笑)。師匠の(上野)真之介さんには自分の実力以上のレースをしようとしなくていいとも言われてきたので、ちゃんと自分のレースが出来るんだと思います。師匠はいつも自分が失敗して来たことを僕に教えてくれて、僕が失敗せんように、ペラのこともターンのことも全てのことを教えてくれます。感謝しかないですね。師匠と早く記念で走れるようになるためにも、頑張って行きたいです」と答えてくれた。
予選残る枠は10Rの6枠1走「足もいいし、外枠なんでリラックスして行けると思います」。新たなトップスター誕生へ、その鼓動が聞こえてきた印象だ。