三浦敬太

児島

準優1号艇を巡る争いは混戦模様/児島モーターボート大賞

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3日目終了時の得点率1位は5戦3勝の三浦敬太。3勝中、2回がまくりであり、「モーターボート大賞 児島のまくりキング決定戦」にふさわしい活躍を見せている。4日目は12Rの1走で2号艇。大敗なければ準優1号艇、連に絡めば1位が濃厚だ。前検日にチルト2で臨み、お盆レースで三浦のエンジンを使用していた山口達也に熱心に話を聞き、チルトはゼロが最適であると判断。伸びではなく、ターンの速さを活かしてまくりを決めている。「チルトはゼロがいい。0.5は伸びで勝負する時」と先も見据えている。2位タイの和田兼輔田中信一郎は4日目2号艇の和田が有利か。5号艇を残している田中だが、どのコースからでも勝てる実力者。4日目9Rはカドから井上大輔が伸び型に調整してまくって行くことは明白。まくり差しで突き抜けまで十分考えられる。1位の座、準優1号艇を巡る争いはシビアになりそうだ。

ボーダー付近も大激戦。女子は高憧四季が6.00グループで勝負駆け。初日は丸岡正典を抜き去り、2日目は菅章哉を相手に3着を守り、3日目は福来剛を相手に2着と接戦をさばいてきた。4日目の出番は1Rと5R。「勝負駆け?マイペースで行きます」とあくまでも落ち着き払った22歳の高憧が、インとセンター戦で魅せてくれそうだ。勝負駆けは広範囲におよび、初日1着から2日目6、6着、3日目2着で持ち直した定松勇樹が2走16点勝負。12Rで強敵に挑む定松は「え~」と頭を抱えていたが、佐賀支部の先輩・酒見峻介がピシャリ。「よし、まくってやるという気持ちで行かないとダメ。峰竜太のあとを次ぐのは定松なんだから」と後輩の背中を押した。エンジン抽選の段階で定松の活躍は十分期待できたが、2日目前半は不運な6着。3日目の2着で勝負圏内に踏みとどまったことは大きい。今期はA1ペースと好調で、エンジンは今節一のパワーを誇る。まずは5Rで勝負。差し切っての白星も十分だ。

12Rは今節のコンセプト通り、まくりで挑めばいい。正規あっせんでは最若手の定松はチャレンジあるのみ!予選最終日は124期の高憧四季と、125期の定松勇樹の勝負駆けにこうご期待!