林美憲が4連勝と好調！

「中日スポーツシルバーカップ」は3日目が終了。気温が30度まで上昇し、機力差がより顕著に現れた。林美憲は連勝を4に伸ばし、出足、回り足の良化も見えて機力は上位の仕上がりだ。「回転を止める調整をして重かったけど、チルト0にして抜けや繋がりがいいし、実戦足がいいと思う」と、当初の伸び型からバランス型にシフトさせ、成績とともに調整にも満足の様子。

3日目が45回目の誕生日だった深川真二は白星ゲットとはならなかったが、3、2着でオール3連対をキープ。「行き足は気にならなくなったし、出足もいい。良くなっています」とこちらも順調に機力を上積みさせている。

地元勢では幸田智裕が好調。深川と同じくオール3連対で得点率は4位タイ。「2日目に気になっていたかかりが良くなったし、変わらず押しが強いのがいい」と出足、回り足を強化させている。「まだ細かい部分で気になる所があるので、ペラを調整していきたい」と。準優1号艇のチャンスもあるだけに、万全の態勢を敷いて予選最後の4日目6Rに挑む。

残念なのは59号機の岸本隆。7Rは同県同期・村上純の前付けで内が深くなったところを3コースからまくって出たが、コンマ02のスリットオーバー。変わらず行き足は抜群だっただけに、優勝戦線離脱は惜しまれる。「スタートはほぼ全速。風が変わったのかな…。何もしてないし、足は変わらずいいと思う」とさばさばした表情で振り返った。