ボートレース浜名湖

浜名湖

深川真二が人気に応えて今年4度目の優勝!!

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「中日スポーツシルバーカップ」は9日、優勝戦が行われた。A1が11名参加し、ハイレベルな戦いが連日繰り広げられたが、シリーズ中盤に梅雨入りしてからは気象条件が日替わりに。気温と気圧が大幅に異なり、回転調整の良し悪しが結果を左右した。

予選トップ通過ながらも準優は近江翔吾にまくられて優出に失敗した林美憲は、ボート交換の影響もあってパワーダウン。「行き足も伸びも良くないし、いいところがなくなってしまった」と肩を落としていた。その林に61号機の藤田竜弘、10号機の榎幸司ら好機力がこぞって準優敗退したことで、優勝戦1枠の深川真二はもはや敵なしといった印象。最終日のピットでは他の優出選手がペラ調整室や整備室に入る姿がありながら、深川は特訓の直前まで姿を見せなかった。「キャブレターを洗浄した程度で、変わらず出足は仕上がっている」と特訓後に談話を残し、12Rへ挑んだ。

3号艇の森岡満郎が特訓から3カドに引いて深川に重圧をかけたつもりだったが、深川はどこ吹く風。本番ではインからコンマ05の好スタートでスリットを通過し、そのまま1Mを難なく先に回って独走態勢に持ち込んだ。森岡は伸び切れず、1Mは握って回ったが、2コースの近江翔吾が抵抗気味に回ったために両者でもつれる展開に。そこを4コースの福田理が差してバックは2番手に浮上。更に5コースからバック内を突いた今泉和則が2番手で2Mを回ったが、福田と近江が冷静に差しさばき、深川-福田-近江で上位隊形が出来上がった。2連単1-4は820円で3番人気、3連単1-4-2は2100円で7番人気。

深川はこれが通算91回目、今年4度目、そして当地では5度目の優勝。3日目の6日が45回目の誕生日だった深川は、バースデーシリーズを制して笑顔でレース場を後にした。