ボートレース江戸川

江戸川

茅原悠紀、守屋美穂がV戦1枠!

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男女合わせて9人が途中帰郷するなど、サバイバルレースの様相を呈していた今シリーズだが、いよいよセミファイナルを勝ち上がった6人によるファイナルを迎える。

準優は、男子9Rは若林将がインから逃げて快勝。2、3着争いはもつれたが、寺本重宣内山文典藤山翔大に競り勝ち地元勢が上位を独占という結果に。11Rは圧倒的な人気を集めたイン茅原悠紀に対して君島秀三の2コース差しが入ったが、2Mで茅原が渾身のまくりで白星(結果は抜き)。こちらも2、3着争いはもつれたが、抜群パワーの稗田聖也が2着、3着には江夏満が入線。しかし、稗田は前半レースでFを切っており、4着に入った君島が繰り上がりでファイナルに進出した。

女子10Rはイン永井聖美が1M流れ、差した長嶋万記が1着。島田なぎさは長嶋の更に内を差す形で2着、永井は3着となった。12Rはエース機の佐藤享子が大外から飛び出したが、守屋美穂がインから合わせて逃げ快勝。初出場の江戸川で優勝戦の1号艇を手にした。2着は、水口由紀池田浩美を2Mで差した魚谷香織。池田が3着に入線。

男女とも岡山勢が1号艇を固める形となった優勝戦。男子は江戸川4連続Vがかかる茅原が圧倒的な人気を集めそう。「年末に向けて1走1走重みを感じて走る」と賞金加算に気合を入れる茅原に対し、若林、寺本、内山の地元3人と、外枠の89期コンビがどんな戦いを挑むかがポイント。

女子は「茅原さんと一緒に優勝したい」と話す守屋が江戸川初出場で初Vという記録に挑戦。一方で、江戸川では現在連続準V中というのが2号艇の長嶋。優勝戦の日は「子供の運動会だった」そうだが、初日に順延があった影響で残念ながら参加できず。その分も含めて「金メダルが獲りたい!」と気合は十分。

また、魚谷も江戸川は3節走ってすべてで優出。気配面ではやや見劣るが、乗りっぷりの良さで大駆けを狙う。島田はデビュー初V、他の5人も江戸川初Vがかかる一戦、茅原1強ムードが漂う男子ファイナルに比べると、波乱の要素は十分となった印象だ。

エンジンパワーランキング
【超抜
稗田聖也、佐藤享子
【上位
内山文典、永井聖美、長嶋万記、茅原悠紀、守屋美穂
【中堅
増田弘喜、水口由紀、柴田友和、寺本重宣、江夏満、平田さやか、若林将、大澤真菜、笠置博之、藤山翔大、伊藤紘章、島田なぎさ、勝浦真帆、松浦博人、曾根孝仁
【中堅
宮本紀美、中谷朋子、池田浩美、茶谷桜、君島秀三、三浦永理、魚谷香織、渡邉千晴、大西賢、金児隆太
【下位
前田光昭、松下知幸、広次修、宇野弥生、白石佳江、廣瀬真也、渡邉雄朗、山口亮、馬場剛
【ワースト
五反田忍、深尾巴恵