本命党は我慢勝負

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1コースの1着率は、ここ数年50%台です。2レースに1回の割合で1コースが1着になっています。2023年1年間で、1コースが一番強かったのは津の1Rです。シード番組の関係もあり、1着率は80.9%です。2位は芦屋4Rの79.8%、3位は丸亀12Rの78.9%です。一方、戸田の2Rのように年間の1コース1着率が26%というのもあります。戸田の前半レース、鳴門は6、7Rは1コースの逃げが30%を切っています。ボートレースは左回りだから1コース有利といっても、すべてのレースに当てはまることではありません。本命党は舟券を買う金額が多めです。点数も絞ります。多場発売しているからといって、あれもこれも手を出していると舟券資金が尽きるのも早くなります。本当に1コースの逃げが決まりそうなレースまで我慢できる人でないと、本命党として生き残れません。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。