鳴門

鳴門のチャレンジカップで高配当を出すのは28号機

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鳴門HPの直前予想を担当しているのが稲井記者です。高配当が飛び出す鳴門水面で舟券を鍛えてきた稲井記者が推奨するモーターは65号機と69号機です。この2機の他に注目してみたいのが28号機です。直前のシリーズで重富真也がチルト3度で捲りを連発していました。重富の前走者の時から伸び型に仕上がっており、一発仕掛けて高配当を連発してくれそうです。

鳴門の水面は、スタートをしてから堤防が1マークに近づくかたちになり、狭くなっています。干潮時は堤防が圧迫するので、伸びる選手が自然な形で内側へ絞り込みます。それが捲りになります。伸び型に仕上げた選手の一発が決まりやすい水面構造です。

●チャレンジカップの出場資格と選出方法

・過去10ヶ月の獲得賞金上位の者から選出された者
・獲得賞金額が同額の選手が2名以上ある場合は、賞金上位の者、賞金が同額なら、グレード上位の優勝者、それでも同位なら勝率上位が選出する。

●過去5大会のジャンプアップ

回 年 レース場 選手名 直前順位 成績 GP順 位
20回 17年 下関 篠崎仁志 19位 優出3着 17位
毒島誠 20位 優勝 7位
21回 18年 芦屋 赤岩善生 19位 優出5着 13位
馬場貴也 42位 優勝 9位
22回 19年 桐生 19位以下からジャンプアップなし
23回 20年 蒲郡 岡崎恭裕 30位 優出2着 16位
24回 21年 多摩川 瓜生正義 19位 優出2着 12位
辻 栄蔵 29位 優勝 8位

森高一真がチャレンジカップで優勝してグランプリに出場できない年がありました。「一発逆転」のチャレンジカップをやる意味がないと、その後に出場枠を少なくしました。今は、チャレンジカップで優勝、もしくは優出すれば、ジャンプアップのチャンスが出てきます。獲得賞金上位の選手もトライアル2nd進出、さらに1号艇をもらうために2位までに入るという目標があります。

●チャレンジカップ賞金表(単位・万円)

レース 1着 2着 3着 4着 5着 6着
優勝戦 3300 1200 850 700 650 600
特選A 300 200 150 120 100 85
特選B 210 150 110 80 70 60

・チャレンジカップ終了時点の獲得賞金1位~6位がグランプリ2ndへ
・チャレンジカップ終了時点の獲得賞金7位~18位がグランプリ1stへ
・レディースチャレンジC終了時点の1位~12位がクイーンズCへ

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。