宮之原輝紀
宮之原輝紀

浜名湖

宮之原輝紀が大逆転のベスト18入りに成功/浜名湖静岡県知事杯争奪戦

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ボートレース浜名湖のGI「浜名湖賞 開設70周年記念 静岡県知事杯争奪戦」は29日に準優勝戦が行われる。

予選最終日、前半戦は1号艇が受難で、誰一人として逃げることはできず…。万舟券は2本、鮮やかだったのは5Rの上野真之介だ。3号艇ながら本番は5コースのカドとなったが、強まくりでねじ伏せ「出足系に持っていっても伸びが死なない。GI以上でここまでバランスが取れるのは珍しい」と2号機を絶賛。

3R、準優勝負駆けのインでプラス02の勇み足に終わった佐藤翼は「レバーを1回放っていれば…。入ってると思って行ったけど、考えが浅はかだった」と肩を落としていた。

8Rの宮之原輝紀は、前半戦を3コースまくりで勝負駆け続行状態だったが、しっかりインから押し切り予選ラストを連勝で34位タイから大逆転のベスト18入りに成功。「調整が合えば出足はいい。前半の方が良かったけど、後半でも出足は十分。ただ、前後半でズレがあるし今節は調整が難しい。直線で出て行くことはないけど下がることもない。僕のエンジンは出足型。まだ試していない形があるので、明日は試してみる。回転を上げる感じの調整。うまく合えば乗り心地がきて、ストレスなくターンできるようになるかも。今はまだ乗り心地が悪くて、ターン中が違うなって感じがする。でも舟が前を向けばいいです」と、早くも準優勝戦へのプランを語った。

11Rの深谷知博は勝負駆けのインでコンマ11を踏み込んだが、3コースからコンマ04の快ショットを放った同期の渡邉和将に沈められた。深谷は「スタート全速であれでしたからね…。全然足が違いますよね」と悔しさを通り越したような感じだった。