君島秀三
君島秀三

浜名湖

14万舟券の立役者となった君島秀三/浜名湖静岡県知事杯争奪戦

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ボートレース浜名湖のGI「浜名湖賞 開設70周年記念 静岡県知事杯争奪戦」が25日に初日を迎え、オープニングレースを制したのは地元の河合佑樹。握ってきた丸野一樹を何とか受け止めてのイン逃走に、「エンジンのおかげです」と安堵の表情を見せた。「ペラをそこまで叩かずに行ったんですけど、乗り味が良くなくて、体感が違ってた。足はいいのでペラは叩きづらいんですけど、時間もあるし、前回(正月戦)の形に大幅に叩いてみる。それでいい反応が出てくれなければ戻します」なら、上昇はあっても現状から落とすことはなさそうだ。

前半4Rは6号艇で2着も、後半8Rは4カドから大敗した磯部誠は「2マークで全く展開がなくての6着。1マークも吉川元浩さんがハンドルを切るのが見えて、少し躊躇してしまった。でも、攻めた結果なので仕方ない。チルト0の方が足はいいけど、そのぶんリスクも高まるので、マイナスに下げて合わせたい」で調整の方向は定まった様子。

その8Rを大外からまくり差しで制し、14万舟券の立役者となったのは君島秀三。「試運転から悪くなかったけど、最後は上平真二さんに詰められたし、上平さんは良さそうですね。自分は安全に回っていたのもある。足はバランスが取れて普通です、今のは展開ですね。ツイていました」と振り返った。

初日12R「かいじゅうDR」は峰竜太が快勝。2着は1M最内を突いた片岡雅裕が粘った。深谷知博を競り落とした毒島誠が3着。ただ、毒島は「最悪は脱したかな。競れたんでね」と話しており、深谷は「明らかに劣勢でした。見たまんまで、やり直しです」と肩を落としていただけに、毒島の機力もまだ微妙な評価になりそうだ。

ななじゅうDRの出走表はこちら 浜名湖12R