浜名湖
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【GI事前情報】菊地孝平と深谷知博がツートップ、脅威は昨年GⅡ制した峰竜太!/浜名湖静岡県知事杯争奪戦
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展望
昨年のグランプリメンバーが10人参戦する、豪華なメンバー構成。それでもシリーズを引っ張るのは地元静岡勢。中でも菊地孝平と深谷知博がツートップを形成する。菊地の近況はイメージ通りにエンジンが動くことが多く、芯を食った調整ができれば、怖いものなしと言ってもいい。一方の深谷は昨年の地元戦を全て優出と、安定感で右に出る者はなし。質のいい仕掛けを決めて、切れのあるハンドルを送り込む。
遠征陣の大将格は、やはり峰竜太となる。当地前回の昨年7月GⅡモーターボート大賞をV。最高のパフォーマンスを披露して、ファンを魅了する。山口剛、片岡雅裕、磯部誠らも好勝負は必至だ。
水面・モーター
現行モーターは昨年4月に初使用。約1か月半の休催が明けた昨年11月23日から温水パイプを装着している。飛び抜けた実績のモーターは不在だが、しいて挙げれば「12」と「38」の2基がエース格とみていい。12号機は試運転では目立たないが、レースになると威力を発揮。スリット付近や引き波を越える足に力強さを感じさせる。38号機は、どちらか言えば行き足から伸びが好感触のイメージだが、最近は出足関係もしっかり仕上がることが多い。これらに続くのが9、52の2基か。
水面は冬なので、北西からの強い季節風(ホーム追い風)が吹くことが多い。よって、安定板を装着するケースがしばしば見受けられる。
今節のキモ
選手コメントで注意したいのが、「ペラの形が非対称」という言葉。浜名湖では、アンバランスな調整を施して正解を出すことが思いのほか多い。前述の12号機や6、22、30号機などなど。温水パイプが付いて、従来と反応は違ってくるかもしれないが、変わり身の期待は十分。気配をしっかりチェックしたい。