高田ひかるがF2ながらコンマ01の踏み込みで大外まくりを披露！/下関ヤングダービー

海響ドリームナイターのボートレース下関プレミアムGI「第10回ヤングダービー」は21日、予選3日目を開催する。 初日の「ドリーム戦」を制した関浩哉は2日目に3着を2本並べ、しっかり舟券に絡んだ。初日コンマ01のどっきりスタートだったためか、2日目はやや慎重な踏み込み。それでも道中の走りは見事だった。舟足は特に目立たないものの、レースできる足は十分ありそう。

2日目12Rは高田ひかるが大外まくりを披露。スタートを踏み込んで高配当を提供した。タイミングはコンマ01。F2だが、伸びは超強力。「スタートが入っていて良かったです。バックですごく伸び返した。足は良かったです。一番出ているんじゃないかと思います。ターンも悪くないと思います」。伸びは節一級。再び穴を開けるか。

入海馨、小池修平が初日からオール2連対をキープ。2日目インから逃げた入海は「変わらず行き足はいいですね。道中でのターンの感じもいいです」と強調した。小池は「ターンの感じはいい。伸びも普通は十分にある。レースに行くのに不安な点はない。この状態をキープしたい」としていた。

当地で一番気配が良い19号機に乗る豊田健士郎は、キャリアボデーを交換してパワーアップ。2日目は2コースから差しが届きそうな雰囲気だった。「キャリアボデーを換えて、こっちの方が押しているのかな。整備士さんのおかげで上積みはできている。行き足から伸びはいい方だし、ダッシュの方が伸びる感じがする」と強調してた。徐々に好素性機らしい舟足になっている。

初日連勝の井上忠政は4着。「スタートと自分のレースミス。足は変わらず良かった。特に回り足がいい。スタートも決めやすいし、全速で行ければその延長で伸びも雰囲気がいい」と前向きに話していた。 新開航はF持ちだが、初日からオール舟券絡みとしている。「初日の回り過ぎは解消。いい状態で行けた。中堅以上は十分。どちらかと言えば伸び寄りですね。出足やターン回りも気にならない。しっかり回転を合わせて行くだけですね」と十分戦える舟足。

ヤングダービー初出場の大澤風葵が5Rでインから逃げてGI初勝利をゲットした。