尼崎
伊藤将吉が7連勝含む8戦7勝で圧巻V達成！
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尼崎
合計まくり本数は16本！まくり賞最多は3回の上野真之介！
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ボートレース尼崎の「マクール杯～まくってちょ～うだい！！～」は26日が最終日。 伊藤将吉の優勝で幕を閉じたマクール杯。梅雨明けもあって毎日快晴。もちろんそれはいいことなのだがピット取材は汗だく。ただレースも熱かった。「まくってちょ～うだい！！」シリーズは大成功といえる合計16本のまくり賞が飛び出した。最近では記憶にない、想像以上の数字だ。そのまくり賞をゲットしたのは合計で9人で上野真之介は一人で3回受賞。そして泥谷一毅以外は全てA1、A2選手がゲット。その泥谷も今期はA2ペースと好調でモーターパワーも申し分なかった。贅沢を言えば伏兵選手のS一撃も見てみたかったが、今節の結果を見ると「まくって勝つ」ことがいかに難しいか、改めて実感した。
優勝した伊藤は初戦6着発進だったが終わってみれば7連勝V。見事な立て直しで最後は圧倒的な存在感だった。手にした58号機はボートレース甲子園で佐藤翼が快速に仕上げて、今やエース機級の素性に。今後も誰が手にするか実に楽しみなモーターだ。
今節、印象的だったのが福井支部の下出卓矢と酒井俊弘の二人。言わずと知れた伸び仕様の使い手だが下出は初日に「最近はペラ不調。今節はいいモーターなので、いいきっかけを掴みたい」とコメント。酒井も「最近は納得の伸びに仕上がらない」とこぼしていただけに注目していたが、下出は見事に優出。コメント通り、復調へ最高のきっかけが掴めたはず。酒井は対照的に4日目にFに散った。それでも「伸びも起こしも良くなっていた」結果のFだったと思えば…。いずれにせよ、今後の二人の「伸び具合」に注目したい。
優勝者・伊藤将吉のコメント
「優勝戦のスタートは思い切っていけたし、いいスタートだったと思う。先に回れてまくられず差されず良かったです。今節もいいモーターを引けているのもあるけど、尼崎は好きな水面ですね。春先は少しリズム崩したけどそんなときもあるし、もう少しいい夏にしたい。また頑張ります」
