尼崎
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マクール選抜戦は藤山翔大と下出卓矢のまくり対決か!?
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ボートレース尼崎の「マクール杯~まくってちょ~うだい!!~」が22日に初日を迎える。まくりにスポットを当てた当地の名物企画のシリーズ第1弾。21日は前検が行われた。
今大会に出場する選手の中、まくりと聞いて多くのファンが真っ先に名前を挙げるのは藤山翔大だろう。過去1年のまくり1着数は34本で、出場選手中で第1位。伸びを最大強化してまくるスタイル通りの実績だ。第2位は益田啓司で22本。第3位には伊藤将吉、金田諭、上野真之介が21本で並ぶ。下出卓矢は19本で、地元兵庫支部の森悠稀は15本。森は思い切りのいいスタートを決めて強気にまくるスタイルが数字に表れているといえる。意外なのは古結宏。ハンドルワークで突破するイメージだが、まくり1着数は12本とイメージよりも多かった。
前検での藤山はいつも通りマイペース。「よく分からないです」と機力の明言は避けたが、特訓気配は良さそうだった。初日は1R4号艇で登場、早速豪快なまくりが見られそうだ。表情が良かったのは下出で、「エンジンは間違いなくいいです」と抜群の手応え。初日12Rマクール選抜戦は6号艇・藤山と5号艇・下出の対決もあり、今から楽しみだ。
その選抜戦に乗る上野は、「伸びに振ることはありません。ミスはしたくないので、まくり差します」と冗談交じりに意気込みを語った。他では「伸びはちょっと良かった」と話した泥谷一毅、「特訓では少し出て行く感じがした」と言う井上忠政も注目級だ。
前検一番時計を計測したのは奥田誠。相棒の9号機はボートレース甲子園のVモーターだけに、期待せずにはいられない。