首位争いを制したのは澤田尚也

ボートレース下関「ミッドナイトボートレース2nd日本MB選手会会長杯」は13日、準優進出戦をメインに5日目を開催する。

準優進出戦の1号艇をゲットしたのは9R江夏満、10R中山将、11R白井英治、12R澤田尚也。澤田は4日目を連勝して、予選トップ通過を決めた。「合えば抜群で、ターン回りがいい」と話す。白井は勝率のないエンジンで奮闘。「スタートが駄目だね。勘が合わない。足は上向いているけど、ペラをやり過ぎて回転不足。これ以上出ていない時もあるし、今は十分に戦える足はあります。課題はしいてあげればスタートかな」と吐露した。

中山は「ペラのバランスを崩していて、展示から乗りにくかった。回し過ぎ。スタートもため過ぎてしまった。ただ、最低限のレスポンスだけはあった。この調整はしてはいけないことが分かった。ペラを戻す。合えば手前が良くて乗りやすい」と反省していたが、ペラが合えば出足関係は上位級だ。

勝負駆けに成功したのは宗行治哉で、逃げとまくりで連勝。「足は良かった。後半もまくり差しかまくりか迷ったけど、握り込みの反応が良かった。足に関しては直線は威張れることはないけど手前の行き足は良くて、そこは上位と思う。乗り心地もいいので大きくはペラを叩きたくはないけど、調整はまた考える。スタートも大体勘通り」と白い歯を見せた。準優進出戦も楽しみは十分ありそうだ。