優勝戦の1号艇を獲得したのは白井英治

熱戦を展開してきたボートレース下関「ミッドナイトボートレース2nd 日本モーターボート選手会会長杯」は15日、最終第12Rで優勝戦が行われる。

6日目は準優3番が行われた。10Rは2号艇の江夏満が差しを決めて快勝。中山将は惜しくも2着だったが、通算10度目の優出に成功。11Rは白井英治が逃げ快勝。12Rは1号艇の澤田尚也がまさかの3着。田頭実が2コースからまくり、實森美祐が2着で優出した。優勝戦の1号艇を獲得したのは白井。今節は予選を2位でクリア。準優進出戦、準優で逃げを決めた。ファイナルも逃げてビシッと締める。「足はバランスがとれて十分」と戦えるレベルにはなっている。

対抗は伸び抜群の江夏。準優は2コースから伸びて1M鋭く差し切った。「1Mは1番(中山将)が勝手に飛んでくれました。いいスピードで差せました。2Mは回った後の足も良かったですね。チルトはこのまま0で行くつもり。足は昼より夜の方がいいですね」。伸びは節一で逆転は一考したい。

中山はこれが通算10度目の優出。「優勝を目指す」と言い切った。結婚して近況は絶好調。減量して勝率アップ。すべてが上手く行っている。悲願の初Vなるか注目だ。

田頭は準優でシリーズリーダーの澤田を2コースからまくった。「ペラを大幅にやり直してから感触が良くなったね。グリップしてくれるし、行き足もいいのでスタートが決めやすい。その他の足は普通くらいだね。コースは出来れば2コースから行きたい」とコメント。實森は今節スタートが決まっている。準優は田頭よりもタイミングが早かった。「足はいいです。もともとエンジンも良かったけど、いい調整もできている。特徴は出足寄りで、スタートする行き足もいい。あとは微調整くらい。展開があれば突き抜ける足はあると思うので、スタートに集中して、しっかりレースしたいです」と話していた。

優勝戦の結果はこちら 下関12R