白井英治が差しと逃げで連勝

ボートレース下関「ミッドナイトボートレース2nd日本MB選手会会長杯」は9日、初日を開幕した。

山口支部のエース・白井英治が2コース差しと逃げを決めてただ一人ピンピン発進とした。「ペラをほんの少しだけ叩いて行った。ギヤを換えたけど残念ながら変化はあまりないね。差しが届いたし、あの辺の足は悪くないのかな。完調ではないし、全部が気になる。ペラをもっと叩きます」とコメント。

江夏満と田頭実が2連対発進。江夏は伸び中心に足は上位級。前半7Rのイン戦は2着でスタートが甘かった。田頭はゼロ台のスタートを2本決めた。前期F2とは思えない、田頭らしいスタートで幸先いい船出とした。「前半のスタートは助かったね。ペラが特殊なのだけど、ピット離れもまあまあ良かったし、乗りづらさが出るまではこれで行く」と田頭は話していた。

澤田尚也が好気配だ。前半は鋭いターンで快勝。後半ドリーム戦は大外から3着。「ペラはもう叩いた。まだ完成形ではないけど、それに近い状態。ターン回りが良くて押してくれている。1走目にしては上出来」と笑顔が出た。大暴れしそうな雰囲気だ。津田陸翔が7Rで大外からまくり差し。通算3勝目をゲットして高配当を提供した。「全部がいいですね。特に直線がいいです。前回も大村のミッドナイトだったのでそれが今回に活かされている」と語った。もしかしたら将来化けるもしれない。今後に注目だ。