前検一番時計をマークしたのは江夏満

ボートレース下関の「ミッドナイトボートレース2nd日本MB選手会会長杯」は9日から15日までの7日間開催。予選は4日目12Rまで。5日目に準優進出戦、6日目に準優が行われる。

8日に行われた前検で前検一番時計をマークしたのは江夏満。急上昇中の19号機をゲットして「伸び寄りと聞いたので、ペラはそのまま乗った。伸びている感じはあった。あとはターンで乗れるかどうか。前回の人がマフラー、リードバルブをして良くなったみたいですね」と大暴れの予感が漂う。

一方、主役の白井英治は平凡機で抽選運には恵まれなかった。「ペラはまだ見ていない。特訓は何かちょっとって感じ。一通り全部点検する」とコメント。ただ、エース機候補のエンジンを引いた佐口達也が「班では白井選手が良かった」と話していたので、白井の足は悪くはなさそう。ドリーム戦は伸びる江夏が相手になりそうだが、逃げ切りに期待したい。

GWレースで森野正弘が優勝した25号機は後藤盛也が獲得。前検タイムは江夏との差はわずかで、今節も期待できる。後藤盛は「スリットから1マークまで少し余裕がありますね。めちゃくちゃ伸びることはなかったが、行き足が良くてSは届いた。ただ、少し回りすぎの印象も。1回このまま乗ってみて、どんなものか楽しみにしている」とコメントした。初日1Rはカド一撃に期待したい。

宗行治哉と池田雄一も期待が持てる好エンジン。宗行は「回転も出ているし、起こしから行き足がいい。前節の大村は後半から良かったんだけど、その時の感じに若干、似てるかな。ミッドナイトは連続なのでリズムはつかめている」、池田雄は「悪くはないが、風の影響で回り足に違和感があった。ブレーキの利きや手前の感触がもうひとつ。とりあえず今日はキープして1回乗ってみようかと思う」と話していた。