小芦るり華が目標の地元初Vに気合/唐津オールレディース

5日目は思わぬアクシデントが発生した。前半1Rを3着で走り終えた野田なづきは、後半8Rに5号艇で臨む予定だった。ところが、整備後に不具合が生じてエンジンが破損。後半は欠場(選手責任外)となった。最終日はエンジン交換となり、60号機で出走することになった野田は「60号機は良さそうです。気持ちを切り替えて頑張ります」と語った。

注目の準優勝戦。最初の10Rは小芦るり華がインからトップスタートを放ち圧勝。優出1番乗りを決めた。5月1日からは6連勝で新期に入り敵なし状態。「すごいですね。これまでは4連勝が最高だったと思います」と。今年1月の徳山オールレディースで初優勝を決め、7月からは初のA1に昇格する。メキメキと実力付けている小芦ではあるが、自身の快進撃に驚きを隠せない。地元は連続優出(4月上旬)になるが、前回の男女混合戦は優勝戦でイン先マイの末永由楽を差しで捕らえかけたが、わずかに届かず3着。今節も同じ2号艇でファイナル進出。「最近は唐津で優勝することを目標にしています。優勝して、唐津のファンを増やしたいです」と。「完璧」に仕上げた舟足を武器に長嶋万記撃破に挑む。

優勝戦で大注目は堀之内紀代子。準優はマイナスチルトで白星を挙げたが、優勝戦は「チルトは2か3度。今節も跳ねましたけど、前回(4月)よりは伸びましたね。でも優勝した前々回(3月)よりは伸びていない。間くらいですかね」と。今村暢孝、深川真二らを相手に初めて大外からVを飾った3月の男女混合戦の再現を目指す。

優勝戦の出走表はこちら 唐津12R