中谷朋子
中谷朋子

唐津

ジャンプアップを目指す中谷朋子/唐津オールレディース

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奥村明日香の乗りっぷりの良さが目につく。3日目の1Rは4着で舟券には絡めなかったが、道中は迷うことなくツケマイの連発。最終マークも強気に握り、3着を航走する菅野はやかをもう少しで逆転するところだった。師匠は小野生奈。たとえ大きく流れたとしても、失敗を恐れずブン回る姿勢は、デビュー当初の小野を思わせる。大敗もあるが2着2本で得点率は22位。予選最終日は1Rと7Rの2回走り。「まだイン逃げを決めたことがない。今節は1号艇が回ってきたら絶対に逃げてやると思って来ています」。乗り心地は自分好み。1Rは何としてでも逃げを決めて、初の予選突破に初のイン逃げと2つの目標クリアと行きたいが…。

当地で優勝2回を誇る中谷朋子は、来場するたびに最低でも準優勝戦に駒を進めている。自ら「好きなレース場」と言うように、調整もスムーズに進んでいる。ところが今節は、接触の影響もあって下り坂のエンジンを引いて中堅微妙な気配。6号艇で1回走りの11Rは枠なりの大外発進。道中はレース足トップ級の関野文と3着競りとなったが舟券に絡むことできなかった。ただ、4着に負けはしたが「珍しく伸び寄りにしようかなと思ってペラを叩いたけど、意外にターン回りは悪くなかったような気がする」。トップクラスの舟足を誇る関野と道中競りをして、コーナーの足は戦えるレベルであることを感じ取った。予選最終日は内枠2走(6、12R)でラストは絶好枠。しっかりスタートも張り込み、14位タイからのジャンプアップを目指す。