来田衣織
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唐津

来田衣織が初優出を目指す/唐津オールレディース

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向い風が強く安定板使用となった29日の初日、2Rで6号艇だった来田衣織は大外から果敢に握る好ファイト。1周1Mに続いて1周2Mもツケマイで攻めて先頭を走る小芦るり華に肉薄して2着に入った。後半10Rは3コースまくりを決め、初日は2連対発進。引いた24号機は2連対率27%で前検気配はピリッとせず。そこからキャブレターを交換してペラも調整。「乗り心地が良くなり安心感が出てきました」と話し、グリップの強化に成功した。当地は2月のヴィーナスシリーズで好走。3号艇で臨んだ準優は1Mの攻めを失敗して見せ場は作れなかったが、節間を通して存在感を示した。前期F2で今期は事故率オーバーでB2に降格してしまったが、「いい師匠(魚谷智之)に出会えました。メンタルも成長できました」と話す。魚谷効果でレースに落ち着いて臨めており、今節が初優出となる可能性は決して低くはない。

7Rは山下夏鈴がパワーを発揮。1周2Mで喜井つかさに差し返されて白星を逃してしまったが、バックで強烈な伸び足を披露した。スタートも少し遅れたかと思われた位置から前に出るほどで、「あんなに伸びるとは思いませんでした」と話した。回り足に関しては物足りなさを感じてはいるが、伸びは節一級で、「高配当の使者」としても目が離せない存在だ。