
浜名湖
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ボートレース浜名湖のGI「第68回東海地区選手権」は14日、予選最終日を迎えた。予報通りに気温は下がり、湿気もなく気圧が上がって回る条件となったが、朝から強風。1Rから安定板を装着してレースが行われた。
1Rは準優出へ連勝条件の後藤正宗が2コース差しを決めて、後半へ望みをつないだ。河合佑樹はまくり差し及ばず2着に敗れ、「抜け出してもいい展開なのに、抜け出せなかった」と。2Rは前田滉が、準優出勝負組を制して逃げ切り勝ち。「3日目に1本取れて、楽な気持ちで行けました」と笑顔。3Rは坂元浩仁が絶品のまくり差しでイン重野哲之を捕らえた。
4RのS展示は枠なりの全艇スローだったが、本番は北川潤二が2コース奪取から2着競り勝ち。「普通あるかないかでも、2等を取れてチャンスはあるんで、後半も頑張ります」と。5RはS展示では1256カド34も、本番は12356カド4の並び。それでも岩瀬裕亮がイン完勝。次位も握って出た服部幸男が追走する柳沢一を退けた。6着大敗で準優出勝負に失敗の中村泰平は「足は悪くなく、自分のレースミス。ピット離れは3番(松井洪弥)と4番(星栄爾)が悪いだけ。僕が出ることはない」と話した。
6RはS展示で12346カド5も、本番は1436カド25に変わった。イン鈴木勝博は握って出た北野輝季を受け止めたが、徳増秀樹が差してバック伸び2M先取り。しかし鈴木が全速で猛追。2周1Mも握り、2周2Mでは差して徳増を逆転した。「コンディションに合わせられて、ベストな状態で走ることができた。思い切って握って回る分にはいいと思う」と話す。予選トップ通過の徳増を道中で追い抜いたのだから、鈴木は大きくエンジンを立て直していると見てよさそうだ。
7Rは平本真之が2コース差しでイン細川裕子を捕らえた。細川は2M仲口博崇に絡まれ、そこを豊田健士郎が見逃さず2着に浮上。8Rは握って出た坪井康晴が振り込み、そこに重野が乗り上げて不完走で失格。坪井は妨害のため失格となった。逃げ切った坂口周に、池田浩二が差し続き、3着は永井源。「事故レースだし…。出足はマシだけど、行き足から伸びが良くない。整備かペラを」と調整に着手した。
9Rでは黒野元基が引き波に足を取られて落水。1着は河合で勝負駆けに成功した。ただ「ターン出口が良くない。生命線だし、ペラを思い切ってモデルチェンジします」と。10Rは磯部誠が先マイしたが、2M風で舟の挙動がおかしくなり、服部が先行。しかし立て直した磯部が差し返して決着、と珍しいパターンに。
11Rは笠原亮がイン完勝。準優戦の1号艇をつかんだ。次位は石田章央が差し粘り、ようやく46号機のパワーを見せつけた。最終12Rは1着勝負だった谷野錬志がカドまくり。イン菊地孝平は立て直したが、2Mで赤岩善生の切り返しを受け、そこへ豊田が北川に絡まれながら飛び込んできた。菊地は玉突きに遭い転覆。北川は妨害失格となっている。
準優勝戦の1号艇は服部、笠原、徳増と静岡支部が独占。予選トップ通過を果たしてV戦のポールポジションに一番近いのは徳増。中盤戦から舟足は本格化している。12Rは豪華メンバーだが、主導権は譲らない。
6超抜級 | 徳増 秀樹 |
---|---|
5上位級 | 石田 章央 細川 裕子 |
4中堅上位級 | 服部 幸男 仲口 博崇 池田 浩二 横澤 剛治 坂口 周 後藤 正宗 重野 哲之 笠原 亮 井口 佳典 伊藤 将吉 安達 裕樹 平本 真之 谷野 錬志 坂元 浩仁 北野 輝季 磯部 誠 高田 ひかる 豊田 健士郎 中村 泰平 吉田 裕平 吉川 貴仁 前田 滉 |
3中堅級 | 黒崎 竜也 赤岩 善生 菊地 孝平 東本 勝利 永井 源 大橋 純一郎 柳沢 一 長嶋 万記 北川 潤二 松下 一也 三浦 永理 星 栄爾 岡 祐臣 杉山 裕也 鈴木 勝博 河合 佑樹 深谷 知博 池田 雄祐 岩瀬 裕亮 |
2下位級 | 杉山 正樹 松井 洪弥 野中 一平 板橋 侑我 |
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