仲口博崇
仲口博崇

浜名湖

予選の攻防は波乱の展開/浜名湖東海地区選手権

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ボートレース浜名湖「第68回東海地区選手権競走」は12日予選2日目が行われた。

気温、湿度、気圧と初日以上の数値。風は微風。調整力に定評ある地元の坪井康晴でさえ、前半後に「まだ回転がちょっと足りない」から後半後は「どんどん足りなくなってる、追いついてない感じ」では、他選手も苦労するのは仕方ない感じで…。

1Rから大波乱。イン板橋侑我は1艇身の踏み込みも0台のセンター両者に対し先マイ敢行。まくり差した鈴木勝博を最内差しの平本真之が捕らえたが、板橋が2M切り返して両者大流れ…。鈴木が冷静に抜け出し、漁夫の利を得た松下一也も2着に浮上から板橋を退け、その板橋を最終ターンで坂口周も抜き去り、3連単7万舟券の決着。2Rは高田ひかるが2M抜きで逆転勝利。「爪痕を残せましたか?」に「引っかき傷くらいです」と。

3Rはスロー3艇で順当決着。4Rは星栄爾が痛恨の勇み足、「あんなに早いとは思わなかった」も、ただ+コンマ08は言い訳できず…。差し追走の安達裕樹が繰り上がり、これがバースデーウインも「たまたまです。僕もまずいと思ったけど、Fじゃなく良かったです」と。コンマ01で残しての勝利、このツキ?は大きいかも…。5Rは進入から悩ましいレースだったが、本番は1325カド46のスタイル。3コースから仕掛けて出た前田滉は少々流れて赤岩善生伊藤将吉の順にまくり差しハンドルを入れ、伊藤が2M先取り。赤岩、前田が続いて万舟決着。

6Rは三浦永理が2M差し返しに成功も、2周1M北野輝季が再逆転と意地を示した格好。7Rは谷野錬志が、高田の攻めを受け止め押し切り勝ち。高田は2着に残し、2日目2連対と初日大敗から巻き返しに成功。「後半は手前に寄せてそこは良くなってたし、伸びも変わらずいい」と。8Rは永井源がイン完勝にも「出足が物足りない」と。9Rは平本がまくり差しで服部幸男を捕らえた。平本は「前半が悔しい結果だったのでこのままでは終われないと思って後半はめちゃくちゃ集中して行きました」と。磯部誠から「よっ、ピンピン」と冷やかしも受けていた。

10Rは赤岩が逃走し、「ズリ下がってたのがついていけるぐらいになった」と。11Rは二番差しのカド重野哲之が2M先取りも、坪井が意地の差し返し。最後、ドリーム戦は池田浩二がSで遅れるまさかの展開…。まくって出た徳増秀樹をまくり差しで捕らえた仲口博崇が、2周2Mでケリ。3着に河合佑樹が食い込み15万舟券と大波乱決着に…。1号艇は6勝でも、逃げは4本。最多の決まり手は抜きの5本とバトルは急速に激しさを増してきた印象。現状のトップは2戦2勝の伊藤だが、3日目は試練の外枠2走で予断を許さない状況だ。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
5上位級 伊藤 将吉 高田 ひかる 黒野 元基
4中堅上位級 仲口 博崇 徳増 秀樹 石田 章央 坂口 周 重野 哲之 笠原 亮 井口 佳典 細川 裕子 長嶋 万記 松下 一也 三浦 永理 安達 裕樹 平本 真之 谷野 錬志 北野 輝季 磯部 誠 豊田 健士郎 中村 泰平 吉田 裕平 吉川 貴仁
3中堅級 服部 幸男 黒崎 竜也 池田 浩二 赤岩 善生 横澤 剛治 坪井 康晴 菊地 孝平 後藤 正宗 東本 勝利 大橋 純一郎 柳沢 一 北川 潤二 星 栄爾 岡 祐臣 坂元 浩仁 河合 佑樹 深谷 知博 池田 雄祐 岩瀬 裕亮 板橋 侑我 前田 滉
2下位級 新美 恵一 永井 源 杉山 正樹 杉山 裕也 鈴木 勝博 松井 洪弥 野中 一平