男子のドリーム戦は西山貴浩が1枠で登場

海響ドリームナイターのボートレース下関「日本スポーツエージェントカップ 男女W優勝戦」は31日から来月5日までの6日間の日程で開催される。予選は男女別。準優は男女それぞれ2個レース。優勝戦も男女別で行われる。

初日のメインは男子のドリーム戦で、1号艇に選ばれたのは西山貴浩。「明らかに下がっていた。ペラは叩いたけどダメ。理解不能な形をしている。自分の形にしてみてですね。今節は大変そう」と前検気配は劣勢だが、西山はインの信頼度が高く、これまで悪いとされるエンジンでも逃げを決めている。逃げに期待して本命に推す。

篠崎仁志も素性の悪いエンジンを引いてしまった。西山よりも悪いDランク機で、「良くもなく悪くもなくで、分からなかった。めっちゃ下がることはなかった。まだ何もしてないし、いろいろやっていく」と前検から大忙し。上積みがあるかどうか。

好エンジンを獲得したのは高倉和士で「多分出てます。悪いところがないし、このままでも行ける。スリットで少し余裕がある」と好気配。

女子のドリーム戦は2日目に行われ、平山智加が1号艇で登場予定。好エンジンをゲットしたのは橋谷田佳織、中里優子、清水愛海、三松直美、向井美鈴ら。中里は原田幸哉がほぼ1着を並べて優勝した好調エンジンで、「チルト0のままでスタートはしやすい。原田選手を尊重して、これで1回行く」とまずまずの気配。

長嶋万記も好気配で「ペラは叩いて乗りやすかった。班で下がる感じもなくて、スタートしやすい。これなら戦えそう」と笑顔。初日11Rはインで鉄板か。地元期待のホープ清水は「もらったまま乗って乗りやすさがあった。伸びは佐々木裕美選手の方が良さそうだったけど、乗りやすいのがいい。若々しいレースをしたい」とコメント。今節は「進入では1、2コースに入らず、3コースから外。今村豊さんに『強くなるには外から行った方がいい』と言われたので、3コースから外です」とセンター、アウトからレースをするつもりだ。