琵琶湖
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1号艇を手にした松井繁がV逃げを狙う/琵琶湖BBCトーナメント
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トーナメント方式の一発勝負シリーズは準決勝を終えて決勝戦を迎える。恒例のアミダマシーンによる抽選は最後に「1枠か6枠」というドラマチックな展開を見せたが、松井繁が見事1枠をゲット。池田浩二が6枠決定となり一瞬の天国気分も泡と消えた。
そんな喜怒哀楽が混ざり合った抽選会だったが、1枠決定の瞬間に松井が笑顔でガッツポーズをとった裏には枠番もさることながら、エンジンの手応えが序盤とは違う点もあったかと思われる。現状のこの気配で1枠なら「もらった」と思わずガッツポーズになったのではないか。2枠の丸野一樹も「内枠でホッとしました。5枠や6枠では勝機ないですから」と地元選手が言い切った。3枠の上條暢嵩、4枠の桐生順平もとりあえず“勝機のない枠”でないことに安堵した表情が印象的だった。5枠の深谷知博は微妙な表情。最悪(6枠)ではなかったが、その6枠になったのが動きそうな池田だからだ。当の池田も「狙うときは根っこ(イン水域)まで」と宣言。
しかし、GIやSGの優勝戦は誰もが譲れない気持ちで全艇スローも多い。その流れからもやはり内勢、それもイン艇が圧倒的有利になるが、逆に枠なりで通常隊形でのレースになるなら誰かしらの強攻はありそうで、むしろこちらのほうが波乱含みと言えるかもしれない。
もう1つ、ポイントになるのがF1の丸野が地元でギリギリのスタート勝負には出ないだろうという点だ。そうなるとコースはやや流動的でも上條、桐生のセンター枠両者の動きが一段と気になる。