松村敏と竹田辰也が得点率トップタイで並走

GⅢ「長府製作所杯」は22日が予選(9Rまで)が最終日。3日目を終えて松村敏と竹田辰也が8.20で得点率トップタイで並走。どちらが首位通過を果たすか注目。松村と竹田、いずれも抜けた舟足ではなく、松村は「足は中堅です。乗り心地は少し良くなった。いいところはない。全体に上積みしたい」とコメントしている。竹田も「最近の中では一番乗りやすい。展示タイムも出てきた。ただ、飛び抜けているわけではないし、中堅上位くらい。数字はないし、伸びはこのエンジンの限界かも」としている。今井貴士と佐々木和伸が8.00で3位タイ。準優1号艇争いも最後までもつれそうだ。

今井と佐々木和はまずまずの舟足。今井は「出足関係は悪くない。伸びは普通かちょっと弱い。井上(一輝)君とかには出られていた。出足型で問題はないですよ」と強調。佐々木和は「出足、回り足はいいですね。直線は普通で悪くない。回転を合わせるくらいで微調整」とコメントしている。

松山将吾と向井田佑紀が3日目連勝で順位を大幅に上げた。松山は「乗り心地重視の調整にして乗り心地が来ました。スリットの行き足も悪くないし、この感じで行きます。2日目までは足重視の調整で乗れていなかった」と話し、ペラに正解が出ている。向井田は記念で石野貴之が優出したエンジン。「初日はもらったままで石野(貴之)さんのまま。2日目からペラを叩いて乗り心地は良くなっているけど、そのほかの足は初日の方が良かった」と、レース足が良くなっている。勝負駆けで注目は前原大道、品川二千翔、岡村将也。特に前原はAランクの好素性機でペラが合えば出足関係は抜群にいい。