水摩敦が豪快なまくりで連勝

「長府製作所杯」は21日、予選3日目を開催する。水摩敦がストレートを節一に仕上げている。2日目は連勝ゴール。3カドと6コースから豪快なまくり一撃を2本決めた。3日目は待望の1号艇。しっかり逃げてさらに白星を増やしそうだ。「2日目前半は初日より重さがあった。スタートは放り放りだったけど、そこから伸びていった。伸びは上位」と胸を張る。

松村敏、佐々木和伸、楠原正剛、今井貴士、岩崎正哉が初日からオール3連対をキープしている。当地を得意としている楠原は「あの隊形で出てこられたし出足、回り足はいいと思う。押している。伸びは少し余裕がない。ペラはまだノーハンマー。とりあえずステイで」とコメント。今井は「出足関係はいいと思う。気温が上がって重さがあった。回している方が良さそう。ペラを叩く。伸びもそこまで行かれることはない。中の上くらい」と話していた。

一方、初日に6着を2本並べた高倉和士はインから逃げて待望の今節初白星をゲットしたが「操縦性に難がある。伸びは一緒くらいになった」と本体整備で上積みを目指すつもりだ。 岡山支部の若手、前原大道は当地の看板エンジン42号機。来年1月からA級に昇格する。「回り足はすごくいい。伸びは下がることはないけど、スタートを全速で来られたらちょっと劣勢かも。とりあえずはOK」と伸びよりもレース足の方が良さそう。