下関
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柳生泰二がまくりで快勝し、同期・西山貴浩とハイタッチ/下関競帝王決定戦
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準優9Rでは柳生泰二が5コースからまくりで快勝した。今節は記念で初めてドリームに選ばれ気合が入っていた。「結果を出したかった」と話す。 準優では文句なしのスタートを決めた。レース後は同期の西山貴浩とハイタッチ。「同期の西山選手に伸び型のアドバイスをもらって反応があった。伸びはいうことない」と感謝した。
準優10Rでは柳生と同期の西山もベスト6入りに成功。今節は久々にペラに正解を出している。遅ればせながら今年初のGI優出を決めた。「やっと乗れました」と喜んだ。「初日からやれそうな気がしていた。今年のGIでは一番いい。同期と一緒に優勝戦に乗れたし、準優はポンコツ会の弟分(石野貴之)とワンツーできた。最高ですね」と白い歯を見せた。
準優1号艇で2着だった村上遼だが、伸びは節一級。ダッシュからGI初優勝を目指す。「悔しいけど、優出できたので気持ちを切り替えていく。楽しみのある仕上がりです。優勝しかない」。記念初Vを果たしてSG出場を決めるか。
石野の仕上がりも文句なし。準優は危なげない逃げを決めた。「全体的にいい足。乗り心地も問題ない。次(GP)があるのでSは無理できないけど、行ける範囲でしっかり行きたい」と、GI優勝に照準を合わせる。
一方、一般戦では平高奈菜が予選の事故(選外)後も奮闘。足は中の上は十分。「伸び寄りに調整したので全速なら伸びていく雰囲気はあった。出足、伸びのどちらに寄せても中堅上位くらいある。ペラの形は定まった。今年の冬の海水場は苦労しなさそう。住之江でもちょっと調整をすれば使えそうな形ですよ」。年末の大一番に向けてリズムを上げたい考えだ。