2日目DRは椎名豊が逃げ切り/尼崎センプルカップ

2日目は逃げ7本(15)、差し1本(2)、まくり差し2本(4)、まくり1本(2)、抜き1本(1)。コース別ではインから7(15)、0(1)、1(3)、2(2)、2(2)、0(1)。万舟券は2本(4)。カッコ内は2日間トータル。インも強いが万舟券もコンスタントに出て、7Rでは3連単9万円台のビック配当も飛び出した。以前ほどの圧倒的なイン天国のイメージではなく、穴党の出番も十分にある。

注目の「ぶるたんDR」は稲田浩二が4カドからトップSを決めて伸びて行ったが、篠崎仁志が舳先をかけて何とかブロック。その隙にイン椎名豊が先マイで押し切った。絶好の差し展開を捉えた石野貴之が続いたが、篠崎仁が道中猛追して2着。椎名は「足はまずまずで、中堅よりちょっといい」と及第点の手応え。篠崎仁は道中の足も光ったが「足はいい。伸びがいいけど、出足も悪くなくてバランス取れてる」と納得のコメントだった。攻め切れなかった稲田も「伸び型で上位級です」ときっぱり。

予選組では毒島誠、西山貴浩、高野哲史が2走2連対と巻き返し成功。ただ毒島は「普通」、西山も「しのいだけど、足は弱い」と景気のいいコメントはなし。高野も「乗りやすいが足は普通」とまだ納得の表情は見せず。2着2本の白井英治も「本当に普通」と苦笑いで、今節はかなりのモーター差を感じるシリーズとなっている。