岡村仁

尼崎

開幕戦を制したのは岡村仁/尼崎センプルカップ

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

涼しくなる季節だが、初日は快晴でピットも少々汗ばむ陽気になった。注目の開幕戦を制したのは岡村仁。レース後は「あと三つですね!」と通算1000勝に向けて笑顔を見せた。記念戦での節間4勝は至難の業だが、手応えも良さそうなら勢いそのままに突っ走ってもらいたい。

当地と言えばインが強いイメージ。ただ、最近はその傾向がちょっと変わってきた。数字にすると5%ほどイン勝率が落ちている。その大きな要因はモーター差。当地はそこまでモーターの上下幅が激しくない印象だったが、最近はかなりの差を感じる。今節は“上とは差がある”といったコメントも多い。藤山雅弘が「稲田浩二さんがエグい感じで伸びてきた」と話せば、北野輝季は「松田祐季さんや石野貴之さんに伸びられた」、藤岡俊介も「椎名豊君が伸びてきた」、西村拓也は「寺田祥さんにはやられた」と、選手のコメントだけで機力表ができそうなほど。初日は7本の逃げが決まったが、攻め気配ある選手がいれば穴党は一撃を狙う価値はある。

2日目は「ぶるたんDR」が行われる。1号艇の椎名は「まずまずで競った感じも強めで普通よりは上」と機力には好感触。篠崎仁志は「伸びは悪くないし、中堅よりは動いてる」、稲田も「行き足から伸びがいいです」、石野は「伸びは普通あるが行きたい所に行けず。本体整備も考える」と戦える足はある。一方で桐生順平は「普通。機勝率ほどの感じはない」、河合佑樹も「普通はあると思うが上とは全然違います…」と。手応え十分の椎名と稲田の主導権争いに注目したい。