常滑

初優勝の嬉しさを語る戸敷晃美/常滑ヴィーナスシリーズ第11戦

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女子戦と言えどもやっぱりインが強い当地。しかし、それは静水面や風が緩やかという条件付きだ。最終日は強い追い風水面だったが、こうなるとイン勝率がグッと下がった。最終日の逃げはわずか4本。1マークが乗りづらくなるため、思い切って握った選手の台頭が目を引いた。もうすぐSGボートレースダービーが開催される当地だが、このことはぜひとも頭に入れておいて欲しい。決してイン一辺倒の水面ではないのだと…。

エンジン相場は固まっている当地だが、今節も強力機と言われるエンジンの動きがやはり目立っていた。優勝した戸敷晃美の6号機もそう。前節、新ペラに換っている6号機だが、伸びはさておき、出足の威力は以前より増したかもしれない。この6号機が、ダービーでも活躍するエンジンなのか戸敷にも聞いてみた。「これは力があるエンジンです。前検でみんなが回らないって言っていたのに、私はそんなことなかった。微調整だけでいけましたから…。SGに出るような選手が乗ったらもっといい調整ができるだろうし、やっぱり活躍できるエンジンだと思います」と。この後、10月にダービー、11月にオールレディースが開催される。もちろん、現行エンジンが使用されるので、エンジンチェックは入念にしておきたいところだ。

【戸敷晃美コメント】
「やりました。うれしいです。Sは思い切っていけた。途中で様子を見たけど、途中からは全速です。道中は、え?マジ?みたいな感じで驚きでした。本番はもうダッシュに引こうと思って、全速でいくことだけ考えてた。調整…ちょっと合ってなくて、西橋奈未さんに足合わせしてもらって、それでいい調整ができた。

(今節はまくってまくってでしたね?)気持ちいいです。産休から復帰して、それから落ち着いてレースができるようになった。準備がしっかりできるようにもなった。今までFが多くてもったいないことをしてきたので、それをバネにこれからもっといいレースができるように頑張ります。また、常滑でいい成績が残せるようにしたいですね」