戸敷晃美

常滑

攻めのレースが光る戸敷晃美/常滑ヴィーナスシリーズ第11戦

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

今節は初日から攻めのレースが光っていた戸敷晃美だったが、準優の大一番でも豪快なまくりで1着ゴールを決めた。今節の走りを見ていると、これが自身初優出とはとても思えない。このまま一気に優勝まで上り詰めるのではないかと思ってしまう。「出足寄りで乗り心地も悪くない。冨名腰さんには伸びでやられるけど、いい足してますよ」と出足・行き足はトップクラスの仕上がりに映る。

優勝戦は3号艇、調整・作戦と早くも色々頭の中に浮かべていたようだ。「追い風が強いならSいきやすい調整にしたい。スローならSは難しくなると思うので…。3カドってのも頭の中に入ってます。若松で3カドをやったけど、その時は失敗した。でも、今回はエンジンがいいので…。準優はS展示でコンマ02だったので、それより早いのはダメだと大体の勘をつかめた。明日も特訓でしっかりつかみたい。もちろん優勝を狙っていきますよ」。

かつてはF3とF2を経験。産休を経て、「落ち着いてレースできるようになったのが今の好調につながってると思う」と。元々は誰よりもスリットを早く通過するスタイル。もちろんフライングは御法度だが、この優勝戦は度胸のSを決めて欲しい。