石丸小槙が見事なまくりで水神祭を飾った/常滑ヴィーナスシリーズ第11戦

3日目5Rで石丸小槙が5コースからコンマ01のSからまくり快勝。実に自身65走目での初勝利で、うれしい水神祭を飾った。「先頭を走っている時もゴールするまでドキドキでした。途中でコケるんじゃないかと…。100走するまでに水神祭を挙げることが目標だったので、とりあえずほっとしてます。ようやくスタートラインにつけた感じです」とレース後はニッコリ。

もちろん、ここまで来るのに今節も試行錯誤の調整が続いた。「ペラは何度も叩いたけど、回転が上がらず乗りづらかったので、今日(3日目)はチルトを上げてみた。重たさはあるけど、昨日(2日目)より乗りやすくなったし、滑る感じもなくなった」と仕上がりもいい方向へと向かった。「だけど、Sは反省です。私は周りは見ないタイプなので自分の勘で全速でいったけど、さすがに早すぎでした」とF艇も出たレースに素直に喜べない部分もあった様子。今後の目標を聞くと、「常に舟券に絡めるような選手になりたい。まずはB1級になることです」と。今後もレースを重ねてどんどん強くなっていくだろう。

今節はまだ3日間残っているが、まだ水神祭をしていない選手がたくさんいる。地元の石原凪紗を始め、森田梨湖・門田栞に本田愛…。今節、ひとりでも多くの水神祭を見たいものだ。