常滑
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メーカー機を引き当てた伏兵たちに注目/常滑ヴィーナスシリーズ第11戦
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当地のメーカー機が揃って伏兵選手に行き渡った。まずは現況最速と言われる9号機、引き当てたのは127期生・山下奈緒。前検S特訓でも力強い行き足を見せたが、「ペラそのままで乗りました。いいエンジンらしいけど、よく分からない。水面もバタバタした感じで。悪い感じはしないので、そのまま乗ってみようという感じ」と。まだ半信半疑の状態だが、この9号機は乗り手を問わずトップ級に動くエンジン。どこかで見せ場は作ってくれるだろう。
その9号機と双璧をされてきたのがエース8号機。引いたのは地元の129期生・石原凪紗。最近はやや結果を残せていない8号機だが、前検は3艇だけの特訓ながら間違いなく伸びていっていた。「S特訓の足は下がることなく、少し出て行く感じがあった。エンジン自体はいいと思う。乗りづらさがあるので、ペラの調整を合わせたい」。地元で水神祭なるかにも注目だ。
他では冨名腰桃奈の2号機、若狭奈美子の17号機、福岡泉水の24号機が近況いい動きを見せている注目エンジン。これらの選手の活躍があってこそ、シリーズはさらに面白くなっていくのだろう。