津田裕絵が3戦全勝でシリーズをリード！

2日目を終えて、津田裕絵が3戦全勝でシリーズをリードする。そこまで目立つ仕上がりではないが、今節は展開が向いている。外枠を残す予選終盤戦。いい流れをキープすることができるかどうか。遠藤エミも3連勝としたが、4走目の6枠は克服できず5着。得点率は5位まで下げた。それでも「スタートの失敗」と敗因は明確で、足自体に何の問題もないなら、再び白星獲得の走りに期待ができる。

長嶋万記は1枠で勝利を挙げたが、逃げ切り勝ちとはいかず、不安を残した。特に直線気配が良くないだけに、中外枠での戦いだと自力勝負は難しそう。同県同期の三浦永理は逆で、伸びは上々ながらイマイチ結果にはつながっていない。原因は起こしの不安定さ。3日目は今節2度目のイン戦が回ってくるだけに、欠点を解消して臨みたい。

浜田亜理沙は順調な航跡で、3戦オール2連対。前節の須藤博倫の状態そのままで乗り続け、レースがしやすそう。「こんな感じの天候なら、須藤さんのままで行けそう」とノーハンマーで押し通せそうだ。地元勢はフレッシュルーキーの中村かなえが着外なしの走りを続ける。乗り心地の良さを気に入っており、思い切ったレースができている。

初日選抜組の清水沙樹、倉持莉々はともに直線気配は強め。しかし清水は取りこぼしが目立ち、倉持も3戦して未勝利と結果は出ていない。予選突破へ向けて、リズムを上げていきたいところだ。